DjVuブラウザプラグインでは、画像上の2点間の距離を測ることができます。例えば、文書上に表示された2つのアパート間の距離を計測したり、地図上の2点間の距離を測ったりということに利用できます。
※定規は見開き表示中には利用できません。
定規でピクセル単位以外の単位で距離を計測する場合には、はじめに、定規のスケールを調整する必要があります。定規のスケールは、地図の縮尺、ミリメートルやインチなどによる単位変換、または、画像上の特定の長さ(現在選択されている部分)を元に設定することができます。
多くの地図では、距離の単位は縮尺(N:M)という方法で表現されます。縮尺による調整の場合、この縮尺を入力します。
※DjVuに変換する過程で、印刷された地図の縮尺が正しくDjVuに反映されていないことがあります。この場合、縮尺を使って距離を計測することはできません。この場合には、「現在選択されている部分」を利用して距離計測を調整してください。
縮尺と単位変換の機能はお互いに同期されています。そのため、縮尺による設定を行うことによって、単位変換で利用する値を知ることができます。例えば、1:25000という縮尺を入力して、OKをクリックすると、次にダイアログを開いたときには、単位変換の対応する値を得ることができます。
2つの単位系を使って定規を調整することができます。例えば、1インチが40マイルに相当することが分かっている場合には、この関係をそのまま入力することができます。
※DjVuに変換する過程で、印刷された地図の縮尺が正しくDjVuに反映されていないことがあります。この場合、縮尺を使って距離を計測することはできません。この場合には、「現在選択されている部分」を利用して距離計測を調整してください。
1.メニュー、あるいはコンテキストメニューから、メジャー(M) > 定規の調整(C)…を選択すると、調整ダイアログが表示されます。
2.「単位変換」が選択されていない場合には、「単位変換」を選択します。
3.下記のように、単位間の対応を「1 インチ = 40 マイル」という形式で入力します。
4.必要であれば、表示単位を設定します。(※縮尺は表示単位には影響しません)
5.OKをクリックします。
縮尺と単位変換の機能はお互いに同期されています。そのため、単位変換による設定を行うことによって、縮尺で利用する値を知ることができます。例えば、1インチ = 1マイルという縮尺を入力して、OKをクリックすると、次にダイアログを開いたときには、単位変換の対応する値を得ることができます。
画像上の特定の長さを定規で選択することによって、縮尺を設定することができます。
3. メニュー、あるいはコンテキストメニューから、メジャー(M) > 定規の調整(C)…を選択すると、調整ダイアログが表示されます。
4. 「現在選択されている部分」が選択されていない場合には、「現在選択されている部分」を選択します。
現在選択している物体のサイズを入力します。
5. 必要であれば、表示単位を設定します。(※縮尺は表示単位には影響しません)
6. OKをクリックします。
デフォルトでは、距離はピクセル数で表示されます。
定規の調整が完了すれば、任意の2点間の距離を測ることができるようになります。